リビングに備わるエアコンに油汚れが染み込むことは珍しくありません。日々の料理の中で沸き上がる油脂が、エアコンのフィルターにこびり着いていくためです。油にまみれたエアコンを放置することは、健康被害を含む様々な弊害を引き起こすことへと繋がります。室内の空気に臭気が混ざるのは勿論のこと、肺の病気を発症させる原因ともなり得るのです。 エアコンのフィルターが汚れた際に、自分で掃除を試みる人は少なくありません。市販の洗剤を使ってフィルターの清掃を試みるのです。重曹や中性洗剤を使っていっても、こびり着いた油汚れは綺麗に解消されてはいきません。エアコン内部に、しつこい油汚れがあると確認出来た際には、分解洗浄を利用することを考えた方が良いでしょう。分解洗浄では、フィルターは勿論のこと、ドレンパンやファンの清掃も合わせて行います。染み込んだ汚れであっても、綺麗に落としていくことが可能です。

リビングダイニングにあるエアコンはアルカリ洗剤でエアコンクリーニングしよう!

リビングダイニングに設置しているエアコンを綺麗にしたい時には、アルカリ性の洗剤を使ってクリーニングするのがおすすめです。家庭で使いやすいアルカリ性の洗剤としては、重曹やセスキ炭酸ソーダが挙げられます。重曹は弱アルカリ性で、中性洗剤よりも強い洗浄力や漂白力を持っています。重曹でエアコン洗浄をする際は、30度から40度程度のぬるま湯で薄めて使用して下さい。重曹を配合した市販のアルカリ洗剤を購入して掃除する方法もあります。 セスキ炭酸ソーダは、重曹と比べてアルカリ性の濃度が強いのが特徴です。エアコンにこびりついて、なかなか取れない汚れを除去したい時には、セスキ炭酸ソーダを使用するとよいでしょう。セスキ炭酸ソーダは、水で薄めて使用します。セスキ炭酸ソーダを配合した市販の商品を購入する場合は、スプレータイプを選ぶと、隅々まで掃除しやすくておすすめです。